香水の種類を知ろう|自分に合った香水の選び方と品の良い付け方
人の五感の中でも、嗅覚だけが記憶を司る海馬に直接働きかけると言われています。
憧れのあの人の香り…
お母さんの香り!
香水は、私たちの個性や印象を際立たせ、感性を刺激します。
ほのかにいい香りがする人は、
なんだか清潔感があって良い印象がありますよね。
逆に、
所構わずきつい香りをプンスカ放っている人に対しては、少し下品な印象を持ってしまうことも。
香水にはたくさんの種類があり、香料の濃度によって呼び方も変わるんですよ。
この記事では、香水の種類と選び方・品の良い付け方について紹介します。
TPOに合った使い方をして、上手に香水と付き合おう!
香水にはどんな種類がある?
香水は、大きく分けて4種類に分類され、香りの強さもさまざまです。
香りの持続時間も香水の種類によって違います☺︎
- 最初の5~10分の段階では、トップノートが主に香り、揮発性の高い香料が印象的。
- 30分から2時間経過すると、ミドルノートが香水の主体となり、より深みのある香り。
- 2時間以降、香水はラストノートに移り、いわゆる「残り香」が現れます。
シーンによって使い分けられるよう参考にしてくださいね。
香水の種類は濃さによって呼び名が違う
香水は、主に精油や合成香料、動物香料などの香料、アルコールと蒸留水で作られています。香水の濃度や持続時間は、香料の割合を示す賦香率(ふこうりつ)によって決まります。
また、
香水は、濃度によって呼び方が異なるんですよ。
パルファム
濃度 | 15~30% |
持続時間 | 5~7時間 |
特徴 | 香りが強く、少量でも十分香る。持続時間が長い。 |
オーデパルファム
濃度 | 10~15% |
持続時間 | 4~5時間 |
特徴 | 持続時間が長く、香水らしい強い香り。 |
オードトワレ
濃度 | 5~10% |
持続時間 | 3~4時間 |
特徴 | 香りの強さや持続時間がちょうど良く、最もオーソドックスな香水。普段使いに使いやすい。 |
オーデコロン
濃度 | 3~5% |
持続時間 | 2~3時間 |
特徴 | オーデトワレよりもさらにカジュアル向け。気軽につけ直せる。 |
香りの種類を知って自分好みを見つけよう
ここでは、代表的な香水の香りの種類とその特徴を紹介します。
香水は、さまざまな香りの種類があり、それぞれ独自の特徴を持っています。
フルーティー
- 特徴 軽やかで爽やかな香りが特徴的。柑橘系や果物の香りが印象的。
- 使用シーン 春や夏の日中や、カジュアルな場面。
ウッディ・スパイシー
- 特徴 温かみのあるスパイスと樹木の香り。シダーウッド、シナモン、クローブが一般的な成分。
- 使用シーン 秋や冬、フォーマルな場面にマッチし、落ち着いた印象を与えます。
フローラル
- 特徴 ローズやジャスミンなどの花の香り成分が豊富に使われ、女性らしさと華やかさを象徴する香りが特徴。
- 使用シーン 春や夏、優雅で魅力的な香りは世代を超えて人気で、女子会などにもおすすめです。
オリエンタル
- 特徴 エスニック系の雑貨店や古着屋さんで香る香り。バニラ、アンバー、スパイスが主要な成分。
- 使用シーン 夜間や冬季、特別なイベントなど、エレガントな雰囲気に適しています。
オリエンタルな香りが好きな方は、APFRのお香もおすすめです。
シトラス
- 特徴 柑橘系の香り。レモン、オレンジ、グレープフルーツなど果物を連想する爽やかな香りで香水初心者にもおすすめ。
- 使用シーン 春や夏、日中やカジュアルな場面に最適。
あなたは花の香りが好きですか?
それとも自然や温かみのある木などのウッディな香りが好きですか?
香水は、他人のためではなく、自分のためにつけるもの。まずは自分好みの香りを見つけましょう。
季節や用途に合わせた香水の選び方
ここでは、季節に合わせた香水の選び方と、季節ごとのおすすめ香水をピックアップ。
お気に入りの香水を毎日つけるのも良いですが、季節ごとに香水を使い分けるのもまたオツです。
香りが、洋服やシーンに調和することで、一気にオシャレ上級者になっちゃう。
四季折々の変化を感じながら、香りを使い分けてみてください。
春の香水:軽やかでフレッシュな香り
春は花々が咲き誇り、新しい生命が芽吹く季節。この季節には、軽やかでフレッシュな香りがよく馴染みます。
フローラルやシトラス系の香水が春の爽やかな雰囲気と調和します。
春におすすめの香水
夏の香水:フルーティーで爽やかな香り
夏の暑い季節には、フルーティーで爽やかな香りが爽快感を与えてくれます。
シトラスやフルーツ系の香水は、夏の日差しと相性抜群です。
軽いつけ心地で長時間爽やかな香りを楽しむことができます。
夏におすすめの香水
秋の香水:ウッディやスパイシーな香り
秋は色彩が豊かに変わる季節で、ウッディやスパイシーな香りが秋の風情に合います。
シダーウッドやシナモンのような香りが、秋の落ち着いた雰囲気を引き立てます。
秋におすすめの香水
冬の香水:重厚で温かみのある香り
冬は寒さが厳しくなる季節で、重厚で温かみのある香りがおすすめです。
バニラやアンバー、スパイスの香りが冬の寒さを感じさせず、温かな雰囲気を演出します。
冬におすすめの香水
仕事やフォーマルな場面:控えめで上品な香り
ビジネスやフォーマルな場面では、香りは控えめで上品なものが合います。
清潔感があり、相手に不快感を与えないような香りを選びましょう。
フローラルやクリーンな香りが適しています。
カジュアルな日常:好みの香りで個性をアピール
日常のカジュアルなシーンでは、自分の好みや個性を表現できる香りを楽しんでください。
シトラスやフローラル、またはフルーティーな香りが気軽に使えるでしょう。
品の良い香水の付け方
ここからは、周囲に配慮し迷惑にならない品の良い香水の付け方を紹介します。
好きな香水だからといって、付けすぎは周囲に迷惑をかける可能性があります。
香水をつける時は、周囲に迷惑がかからないよう配慮することも大切です。
香水は出かける直前につけない
香水は付けた直後のトップノートが一番強く香ります。
そのため、出かける直前よりも、出かける30分くらい前につけるのがおすすめです。
香水を付ける箇所は清潔に
複雑な調合で作り上げられた香水も、汗や汚れと混ざってしまうと本来の良い香りが発揮できません。
品の良い香水の付け方は、まず、香水をつける箇所を清潔にすることなのです。
付けすぎNG!香水を付けすぎないためのコツ
香水がきつい人は、付けすぎている場合がほとんどです。香水は基本1プッシュで十分だそうです。
海外の香水などで、1プッシュでもきついと感じる場合、
- ロールオンタイプに入れ替える
- 半プッシュだけにする
- 空中にプッシュしてくぐる
など工夫してみてください。
ほのかに品よく香る!香水を付けるおすすめの場所
品よく香りたい場合、ウエストから下の部位に香水をつけるのが基本です。
これは、香りが上に向かって広がる性質があるため。
お腹・太もも・足首・ひざ裏
この部位なら、立ち上がった時や、ちょっとした動きの時にほのかに品よく香ります。
また、手首も付けやすく、香りを楽しめるので人気です。
香水の種類を知って自分に合った香水を選ぼう
香水は、時間が経つにつれて香りが変わるもの。
香水の種類を知って、変わりゆく香りも楽しみましょう☺︎
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